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更新日:2021年3月9日
No.127/2021.3
利用者各位
早春の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第127号をお届けします。
コロナ禍における感染予防のために2階閲覧室の席数を半減させ、かつ3階自習室及びブラウジングルームは閉鎖している状況で、利用者のみなさまにはご不便をおかけしているところですが、このたび、個席ブースの側面にアクリルパネルを設置し、全個席ブースを利用可能といたしました。これにより、閲覧室内の利用可能席数は64席から82席に増えました。
3階自習室及びブラウジングルームは三密状態になりやすいため、無人開館時間帯をご利用いただくために引き続き閉鎖させていただきます。まだまだ、ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
先月号(第126号)でご紹介しました「医中誌Web」のリモートアクセスによるご利用につきまして、お問い合わせが相次ぎましたので補足させていただきます。
医中誌Webは、国内医学関連文献の書誌データベースですので、全文へアクセスする際には、電子ジャーナルを提供する別サイトに飛ぶことになります。
学内ネットワークでしたら、シームレスにアクセスできますが、リモートですと、全文のアクセス先にあらためてログインする必要があります。
医中誌Webの中で、代表的な全文へのアクセス先は「メディカルオンライン」と「医書.jp」ですが、以下のようにそれぞれのアカウントでログインしていただくことになります。
医中誌Webの検索結果に表示されているアイコンをクリックしますと、ログイン画面が表示されますので、リモートアクセス用のID/パスワード(表示は学内限定)を入力しますと、以後はダウンロード可能となります。
こちらは学内アクセス用のURLとリモートアクセス用のURLが異なりますので注意が必要です。
医書.jpで提供される全文をご覧いただくには、医中誌Webと別画面にて、リモートアクセス用のURLにアクセスし、ID/パスワード(表示は学内限定)でログインしておいてください。以後はダウンロード可能となります。
このように、医中誌Webサイトと全文を提供する電子ジャーナルサイトは、別々のサイトですので、それぞれのサイトにリモートアクセスしてください。
これまで、2011年、2012年、2013年、2017年と過去に4回開催した選書ツアーが4年ぶりに戻ってきました!選書ツアーとは、図書館に置きたい本を利用者自身に選書してもらうという企画です。図書館では、毎年各教室に選書いただく指定図書を実施していますが、選書ツアーを実施することで、いろいろな視点からの蔵書充実を図っています。選書ツアーで選ばれる本は指定図書とはまた違った色合いがあります。学生や研究者の選書はとても新鮮で、興味深い本がたくさんあります。
今年はコロナ禍の状況を考慮し、グループ参加は認めずに個人に限定し、店頭とメール併用で行いました。日頃からお世話になっている栗田書店さんに協力をお願いし、店頭に出向いて選書する“店頭選書”と、紀伊國屋書店やhontoなど本を扱うホームぺージを検索し、リストをメールで提出する“メール選書”です。期間を2月いっぱい、選書対象を医学?看護学分野とし募集したところ、医学科18名、院生1名に参加いただき、合計140点あまりの本が選書されました。
今はようやく書店への発注が完了し、順次納品されているところです。本は図書館へ納品後、データ登録と装備が必要なため少々お時間をいただきますが、これから続々と納品される予定です。本はカウンター横と参考図書架上の展示コーナーに並べ、展示コーナーに置ききれない本は通常棚に並べます。すべて揃ったら、手に取っていただけるリストも作成する予定です。選書ツアーの本、どうぞ楽しみにお待ちください!
2階新着雑誌コーナーに配架しておりました2018年発行の和雑誌を、書庫2層へ移動いたしました。
お探しの雑誌が見つからない場合もあると思われますが、その際はお気軽にメインデスクまでお尋ねください。
この移動により、新着雑誌コーナーには、2019年から2021年までの発行3年分が配架されます。ただし、書架スペースの都合上、一部の寄贈雑誌は新着のものも直接書庫2層に配架していますので、新着雑誌書架横に掲示されている新着雑誌コーナータイトル一覧でご確認ください。
下記の通り新規登録いたしました。URLにアクセスしていただければ全文閲覧する事ができます。
引き続き図書館ではリポジトリに登録する論文を募集しております。何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、機関リポジトリ担当、和田(内線2392)、木下(内線2292)までお願いいたします。
2月分の新着EBOOK?図書リストを作成しました。
本書は、ユーラシアやヨーロッパの文明がなぜほかの文明を征服し、支配できたのかについての説明を試みたものです。
ヨーロッパが南米を征服した1500年代には文明に大きな差がありましたが、そこまで大きな差があった理由は、1万3000年前から様々な要因によって文明の発達速度が異なったためです。筆者は、文明のあった地理や環境がその要因であるとし、早い段階で農耕を行った文明が、技術を発達させた結果であると結論づけました。
この本のタイトルは、ほかの文明を征服したときに使った手段に言及したものとなっています。
歴史書ということでとっつきにくさを感じるかと思いますが、読みやすい文章となっていますので、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。(OH)
*2階閲覧室南側単行本?教養文庫[請求記号204-Dia]に配架
桃の節句も過ぎ、いよいよ春めいてまいりました。卒業式まであと少し。本学での学びを終え、この春、卒業を迎える皆さん誠におめでとうございます。図書館で皆さんと接する機会は限られていますが、学年が変わるたび顔つきが変化していくのを感じるのは、職員のひそかな楽しみでもあります。卒業間近の学生さん達の顔つきは、数年前とは比べものにならないくらい大人びて、これから新しい世界へ羽ばたいていくぞという、うっすらとした責任感さえ滲み出ている気もします。そしてまた、社会へ出て活躍する皆さんの姿を目にすることが職員一同のさらなる楽しみです。今後一層のご活躍をお祈りいたしております。
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